今日は、家計の黄金比率について話します。
お金を貯めるぞー!と決意して家計を見直し始めた、今から1年ちょっと前。
家計簿をしっかりつけるようになって何にどれくらいお金を使っているのかは分かったものの、私は途方にくれました。
今までちゃんと支出を把握したことがなかった私は、どこが無駄遣いなのか、どこから改善していけばいいのか全然ピンとこなかったのです。
そんなときに検索魔の私が見つけた、横山光昭さんという方が提案されている
家計の黄金比率
という考え方。
なんと!手取り収入ごとに、どの費目にいくら使うのが適正なのかを算出できちゃいます。
家計の黄金比率と自分の家計簿を見比べれば、思わぬ無駄が見えてくるかも・・・!
この記事のもくじ
家族構成・月収別に家計の黄金比率をチェック!
以下の家族構成3パターンについて、家計の黄金比率から理想の支出額を算出しまして、月収ごとに表にまとめました。
・夫婦&乳幼児1人
・ひとりぐらし
家計簿つけてない・・・って方はいったん回れ右!
まずは1か月だけ、支出を把握するためにも家計簿をつけてみましょう。
超絶ずぼらーなあかりが1年以上続けられてる家計簿のつけかたはこちら。
私はちゃんと家計簿をつけるようになって、年間の貯金が60万円から220万円に増えました(元がヤバいのは内緒です)。
夫婦ふたりぐらし 家計の黄金比率
注目すべきポイントをいくつか挙げました。
貯金額の目安は手取りの2割!
子どもがいる家庭やひとり暮らしの家庭と比較して多めの割合。
やっぱりDINKSと呼ばれる、子どもがいなくて共働きの期間は貯め時ですね。
我が家は稼いだ分ぱーっと散財してたので悔やまれます・・・!
保険は不相応に高くない?
必要以上に保険かけてませんか?
食費や日用品を削るよりも楽なので、まずは固定費の無駄をなくしていきましょう。
家賃は手取りの25%に収めたい
都会に住んでいて家計を1番圧迫するのはやっぱり家賃。
妥協できる点を見つけて、安いところに引っ越すのもひとつの手です。
(かくいう我が家も去年引越しをしまして、家賃が2万円下がりました。)
夫婦&乳幼児1人の3人暮らし 家計の黄金比率
子どもがいると、高くなる費目も変わってきますよね。
ちなみに我が家もこのくくり。
格安SIMにして通信費を予算内に!
家計の黄金比率によると通信費は手取りの5%まで!
手取りが25万円の家庭で計算すると1万2500円になるので、夫婦ともに大手キャリアだと予算達成は厳しいかもしれません。
おうちや職場、過ごす時間が長い場所でwi-fiが使える人、通話はほとんどしないって人はぜひ格安simの検討を!
どうしてもオーバーする費目は諦める!他でカバーだ!
例えば、教育費は手取りの10%が理想・・・しかし我が家の保育園に支払うお金は大体15%。
保育園の月謝だけでオーバーしてしまって、習い事どころではありません。
どうにもならない費目は割り切ってあきらめましょう。
おこづかいはできるだけ確保
家計管理は続けることが大事。
あれも節約!これも我慢!って頑張りすぎると、投げ出したくなっちゃいませんか?
娯楽費やおこづかい、楽しいものはなるべく削らずいきましょう!
ひとり暮らし 家計の黄金比率
正直、ひとり暮らしの時点で家計のことを真剣に考えている時点で十分素晴らしいと思いますけどね!
わたしは結婚して子どもが産まれて時短勤務で復職することになってはじめてことの重大さに気づいたくらいです。
さて、そんな一人暮らしの家計の黄金比率は?
自由になるお金が多いので、使い過ぎに注意
娯楽費・被服費・交際費、合わせて12%が理想です。
つい服にお金をかけすぎてしまったり、外食の頻度が高かったりしていませんか?
今のうちに貯めておくと、あとで楽!
過去の自分からの教訓です。笑
理想の割合通り、手取り収入の17%を貯金しておけば、月収20万円でも1年で40万円も貯まりますね!
できるところから、ひとつずつ黄金比率に近づけていきましょう
保育園代が高くて教育費オーバーだよーとか(我が家もです)、
都心に住まなきゃいけなくて家賃がむちゃくちゃ高かったりとか、
逆に地方だからひとり1台車が必要!ガソリン代は削れない!とか、
それぞれどうしても理想の割合に収まらない費目があるとは思うので、そこは無視!!
それ以外の費目で黄金比率をオーバーしているところから、ひとつずつ見直していきましょう。
この家計の黄金比率を提唱されてる横山光昭さんの本、読みやすくて参考になるのでチェックしてみてください。
家計簿初心者の道しるべになりますよ。
横山先生の本で1番人気なのがこれです。
私も投資を始めるとき熟読して、参考になりました。
消・浪・投でお金がどんどん貯まる! 明るい貯金生活家計簿 2018
このシリーズも有名です。
費目ごとではなくて、消費・浪費・投資にわけて支出を見直す考え方。目からうろこで面白かったです。
ほかにも家計関連の本がたくさん出ています。
年収200万円からの貯金生活宣言
どれも、お金のこと詳しくない人にも分かるように丁寧に書かれていて、さくさく読めますよ。
逆に、本気でお金を殖やしたい!なんて人にはちょっと物足りないかも!
読み終わった瞬間、お金貯めるぞパワーがふつふつと湧いてきます。
一緒に貯金がんばりましょう!