こんにちは、保険超ど初心者あかりです。
最近ファイナンシャルプランナーさんにお金について相談する機会があって、遅ればせながら30歳にして保険についても真剣に考えはじめました。
恥ずかしながら私、保険1つも入ってないんですよねえ。
仕事もしてるし、病気とかしたらマズいな、と思ってます。
保険ノーガードの30歳時短勤務1児の母が、自分に合った保険を見つけるまでの成長記録
(↑ ちゃんと自分に合った保険に入ったよ!って報告ができるよう最後までがんばります!)
ちなみに超ビビりながらプランナーさんと初回面談をしてきた様子はこちらです。
準備は必要?なに話すの?ビビりながらFPさんと面談してきたよ。
それでですね、入院保険が必要かどうか検討するとき、高額療養費制度について保険超ど初心者なりにがんばって調べてみたんです。
で、
とか
なんてことが分かって、なるほど!と思ってたんですが、
いざ相談してみると、プランナーさんから
「あかりさんの会社の健保、たぶんもっと条件いいですよ!入院保険は必要ないかもしれません。」
と思わぬ一言をいただきました。
実際調べてみたところ、めちゃくちゃすごかった!!!衝撃!!!
知らないままだったら過剰に手厚い保険に入っちゃうところでした。
ということで、今回は私のような保険詳しくない方に知ってほしい、高額療養費制度の基本のお話と、知ってとってもびっくりした付加給付金制度について説明します。
この記事のもくじ
そもそも高額療養費制度って?
病気やケガで高額の医療費がかかった時、助けてもらえる制度があるんです。
1か月に支払う医療費に上限を設けてくれています。
年収によって異なりますが、70歳以下の人の場合1か月に支払う上限額は
年収770万~1160万円 → 約17万円
年収370万~770万円 → 約8万円
年収370万円以下 → 約6万円
となっています。
1か月に100万円かかっちゃう!なんてことはないんですね。
ちなみに私は現在だと6万円と8万円のボーダーラインくらい。
時短勤務からフルタイムに戻ると8万円の区分になるので、当初そのプランで保険の保障額を考えていました。
この制度については、今回はしょってる部分もあるので、もっと詳しく知りたい方は高額療養費制度を利用される皆さまへという厚生労働省のページを読んでみてください。
なぜかpdfですが、わかりやすく説明されています。
高額療養費制度が適用されない場合って?
制度の対象外になる費目もあって、その費目については上記の上限額とは別に自分で全額負担しなければなりません。
代表的な3つの費目について説明します。
自由診療費
もともと保険が適用されない診療です。
厚生労働省に承認されていない治療や薬の代金がこれに当たります。
差額ベッド代
簡単に言うと、個室に入院すると大部屋に入院するより高くつくので、差額は自分で払ってねっていう代金です(厳密には個室以外でもかかる場合や、個室でも支払いを拒否できる場合もあります)。
入院中、病院で出される食事代
1食460円です。意外と高い。
しかも元々260円だったのが2016年に360円に値上がりし、わずか2年後の今年2018年からは更に100円値上がりしている恐ろしい費目です。
まだ今後も上がるかもしれませんし、入院期間が長くなるとばかにできないですよねー!
付加給付金制度って?
高額療養費制度では適用外になる費目があって、想像してた金額より高くなることがある!っていう注意は、ネットで調べてたらたくさん見つけたんです。
でも、実は付加給付金制度のおかげで、想像してたより安くなる場合もあるんです!
私も知らなかったんですが、知らないと調べようもないので危ないですよね。
ほんとFPさんに教えてもらえて良かった。
先ほど説明した
年収770万~1160万円 → 約17万円
年収370万~770万円 → 約8万円
年収370万円以下 → 約6万円
この1か月あたりの支払い上限額が、健保によってはもっと少ない場合があるんです。
実際、私の会社の健保の1か月あたりの支払い上限額は25000円でした。
8万円のつもりでいたので本当にびっくりしました。
知らないまま保険に入っていたら、1か月あたり55000円も無駄に手厚く保険をかけてしまうところでした。
自分の加入している健保に付加給付金制度があるか調べる方法
まずはググりましょう。
「会社名 高額療養費」で検索してみて会社の健康保険組合のページが見つかれば、そのページを見てみましょう。
健保のページが社外に公表されてない場合もあるので、見つからない場合は会社のイントラネット等で調べてみてくださいね。
それでも分からない場合は人事部あたりに問い合わせてみてもよいかも。
我が家の場合、主人の会社の健保はググったら出てきましたが、私の会社の方は社内でしか読めませんでした。
制度があるって知らないと自分では見つけられないよねー!涙
保険の保障金額を決めるときは付加給付金制度にも気をつけよう
自分で調べてみて、高額療養費制度についてはなんとなく知ってる人でも付加給付金制度があることを知らない人も多いんじゃないかと思ったので、
これを機に自分の加入してる健康保険組合の制度を調べてもらえたら嬉しいです。
1か月に支払う治療費が8万円か2万5000円かでは、もちろん保険で保障するべき内容も変わってきますよね。
万が一のときに困らないように、でも無駄に手厚くならないように、初心者なりに慎重に保険内容を決めていきたいです。